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#53.【Blender3.2】溶接モディファイアーを徹底解説!

Blender

こんにちは!フリーランスでCGパースのクリエイターをしているさとりと申します!

今回は前回の記事にも関連する溶接モディファイアーをご紹介します。
このモディファイアーは頂点の整理(マージ)に役立つ機能がありますので最後までご覧ください。

マージの機能や使い方ついては下記の記事でまとめていますのでご一読ください。

また、モディファイアーの基本的な操作方法(追加、適用、削除等)についてはこちらをご覧ください!


目次


溶接モディファイアーとは

モディファイアーの項目で設定した距離以下になった頂点同士をマージします。(下記画像参照)

溶接モディファイアー

この記事の最後に応用編として使用例を書いていますので是非ご覧ください。

次項からモディファイアーの各機能を解説していきます。

モード

全て
オブジェクトのすべての頂点を設定した距離以下で結合します。
この場合、オブジェクトが構造的に分離していても設定距離内の頂点は結合されます。

モード:全て

接続
このモードでは構造的に接続されているパーツごとに頂点を結合します。

モード:接続

孤立する辺のみ(接続モード)
面に接していない辺のみ結合します。
下記の例ではサブディビジョンサーフェイスを併用しています。

孤立する辺のみ(接続モード)

頂点グループ

この項目で設定した頂点グループのウェイトが0を超えている頂点のみモディファイアーの影響を受けるようになります。

反転
頂点グループの項目の右側にある『↔』ボタンをクリックして頂点グループによるモディファイアー影響を反転することができます。

応用

下記のような『ブーリアン』と『ベベル』などを組み合わせて制作するオブジェクトでは面が交差してしまう問題が発生することがあります。

ブーリアン+ベベル(面の交差が発生)

この場合は『ブーリアン』の下に溶接モディファイアーを挟むことによって頂点を結合し面の交差の発生を抑制することができます。

ブーリアン+溶接+ベベル(面の交差を抑制)

ほかにも応用が利くモディファイアーだと思いますので是非お試しを!

最後に

お疲れ様でした!今回は溶接モディファイアーについて解説しましたがいかがでしたでしょうか。
モディファイアーでマージと同じ機能を使うことができるので他のモディファイアーと組み合わせることで様々な用途が出てきそうですね!

このブログは基本毎日更新していきますので応援や質問、𠮟責など今後の更新の励みや改善につながるのでいただけると嬉しいです!!

下記のコメント等ご連絡待っています!皆さんとつながっていきたいと思っているので何でも構いませんのでドシドシご連絡ください!


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