こんにちは!フリーランスでCGパースのクリエイターをしているさとりと申します!
今回はBlenderの編集モードのツールpart1と題して、使用方法について解説していきます。
モデリングする際には必須になるツールを多く解説していますので是非参考にしてください!
移動や回転、スケール、ツールは#6と#7の記事で書いたオブジェクトモードの操作方法とほぼ同じなので解説は省いています。
目次
押し出し
押し出しの仕方には5種類の方法があります。点、辺、面どれでも使用できますがわかりやすく面の状態で解説します。
押し出し(領域)
ツールバーでの操作では黄色のポイントを引っ張ることで押し出しをすることができます。
『E』→『マウス操作』→『クリック』で確定することでショートカットによる押し出しができます。
多様体を押し出し
同様に黄色のポイントで押し出します。
多様体の押し出しは2度目の押し出し時に継ぎ目を作らずに押し出すことができます。
『Alt』+『E』→『多様体を押し出し』→ 『マウス操作』 →『クリック』で多様体の押し出しができます。
押し出し(法線方向)
同様に黄色のポイントで押し出します。
押し出し(法線方向)は面の法線方向に押し出しができます。
『Alt』+『E』→『法線に沿って面を押し出し』→ 『マウス操作』 →『クリック』で押し出しできます。
※法線とは・・・面や頂点から垂直に伸びる直線のことで、面の表裏の判別や、レンダリング時の計算などに用いられるものです。
押し出し(個別)
同様に黄色のポイントで押し出します。
押し出し(法線方向)は面の法線方向に押し出しができます。
『Alt』+『E』→『個々の面を押し出し』→ 『マウス操作』 →『クリック』で押し出しできます。
このツールは複数の隣り合った面をそれぞれ個別に押し出したい時などに重宝します。
押し出し(カーソル方向)
ツールを選択後マウスクリックをして使用します。クリックした地点に選択した面が押し出されます。
頂点、辺、面など選択後に『Ctrl』+『右クリック』をした地点に押し出されます。
面を差し込む
このツールは選択した面内に新しく面を作成することができるツールです。
ツールを選択後白い円をドラッグすることで面を差し込むことができます。
面を選択後に『I』→『マウス操作』→『クリック』で確定します。
面を差し込んだあとに左下にあるプルダウンを開くと差し込む数値や面ひとつづつに個別で差し込む等調整することができます。
ベベル
ツールを選択後に黄色のポイントを引っ張ることで角の面取りができます。
任意の場所を選択後に『Ctrl』+『B』→『マウス操作』→『クリック』で確定します。
このツールでは点や辺を面取りすることができます。
ベベルでも 左下にあるプルダウンを開いて面取り数値や分割数を増やして丸めたり、内外どちらに面取るかなどの調整をすることができます。
ループカット
ループカット
このツールはオブジェクトを一周するように辺を追加することができるツールです。
ツール選択後にオブジェクトにマウスを合わせると黄色のラインが表示されるので任意の場所でクリックすることで辺を追加できます。
『Ctrl』+『R』→『マウス操作』→『クリック』で確定します。
オブジェクトにマウスを合わせているときにマウスホイールを転がすことで分割数を増やすこともできます。
ループカットでも左下のプルダウンから分割数やスムーズ、係数などの調整が可能になっています。
オフセット辺ループカット
このツールは選択した辺の両方向に新たに辺を追加するツールです。
ツール選択後にドラッグして任意の位置で離すことで新たに辺を追加できます。
『Shift』+『Ctrl』+『R』→『マウス操作』→『クリック』で確定します。
このツールでもプルダウンで辺の追加位置を調整することができます。
ナイフ
ナイフ
ナイフツールはループカットに似てはいますが好きなところを好きな角度でカットすることができます。
ツール選択後にドラッグして任意の位置で離すことで新たに辺を追加できます。
『Shift』+『Ctrl』+『R』→『マウス操作』→『クリック』で確定します。
2等分
このツールは編集モードで選択した箇所を裏側の面まで貫通して2等分をすることができます。
ツールを選択しドラッグでカットする角度を決め離すと確定します。
その後、黄色の矢印で位置を水色の円で角度を調整することも可能です。
ポリビルド
このツールは基本的には平面オブジェクトに使用します。
辺を延長していき造形することができ、三角面や頂点の削除などができます。
使い方としてはツール選択後、『サイドバー』→『ツール』→『オプション』→『自動マージ』にチェックをいれておきます。これを入れることで辺を延長していくときに近くにある面に吸着することができます。
その後はマウスを辺に持っていくと青色になるのでそこでドラッグをすると面が生成できます。これを使って造形していきます。
三角面を作る際は『Ctrl』を押しながらドラッグ、削除したい場合は『Shift』を押しながらクリックで削除できます。
スピン
スピン
このツールは回転体を造形でき、基本的には平面オブジェクトでの使用が多いです。
ツール選択後に3Dビューポート左上のXYZの選択からどの方向に回転させるか変更できます。
回転の軸がオブジェクトの原点になっていることから面の位置をずらします。
その後ツールのガイドラインを引っ張って任意の角度回転させます。
このツールでも左下のプルダウンにより角度の調整等ができます。
スピン複製
このツールは選択した頂点、辺、面を先ほどのスピンのように一定間隔に回転させて複製することができ、使用方法についてはスピンと同様です。
確定後に左下のプルダウンから個数や角度の調整ができます。
最後に
お疲れ様でした!今回はかなり記事の内容が長く濃くなってしまいましたがモデリングする際には欠かせないものばかりなのでぜひ押さえておきましょう!
次回の記事では今回解説しきれなかったツールを解説します!
このブログは基本毎日更新していきますので応援や質問、𠮟責など今後の更新の励みや改善につながるのでいただけると嬉しいです!!
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