こんにちは!フリーランスでCGパースのクリエイターをしているさとりと申します!
今回はマテリアルやテクスチャを作るときにに必要になるUV展開について考え方や展開方法について解説していきます。
3DCGを始めた方が一番初めに挫折しやすい内容だと思うのでなるべくわかりやすく解説していきます。是非最後までご覧ください!
目次
UV展開とは
3DモデルのオブジェクトをUVと呼ばれる座標上に展開することを言います。
3Dモデルの場合XYZ(幅、奥行、高さ)がありますがUV座標の場合UV(縦、横)で表されます。
つまり、高さを表すことができないため平面にして3Dモデルを展開しようということです。
展開するメリットは平面にすることでペイントしたり模様を反映したりがしやすくなることです。
文字で解説してもわかりにくい部分もあると思うので下記に動画を用意しました。
立方体のUV展開
円柱のUV展開
球体のUV展開
これでUV展開とはどういったものか理解してもらえたと思います。次は実際の展開方法を見ていきます。
展開方法
UV展開をする際には先ほどの動画のようにオブジェクトにシーム(切れ目や接続部)をつけて行います。
練習として簡単な円柱をUV展開してみます。
1.上下の面の外周を選択
2.コンテクストメニューから『シームをマーク』をクリックし、選択した辺が赤くなればOK
3.同様に縦の辺も選択後『シームをマーク』
4.ワークスペースを『UV Editing』に移動し、編集モードで全選択
5.『UVマッピング(U)』→『展開』をクリックし、UV展開は完了です。
以上が基本的なUV展開の手順になります。このように簡単なオブジェクトであればそこまで手間や時間もかからないのですが、複雑なオブジェクトになるとシームをどこに入れようか、入れてる最中に頭が混乱することもしばしばあります。そこでBlenderに標準で備わっているほかの方法を見てみます。
スマートUV投影
面を自動的に認識して辺の角度にで制限をかけて展開することができます。
簡単なオブジェクトであればこの方法で事足りると思います。
ライトマップパック
選択した面若しくはすべての面を一面ずつ展開してくれる機能です。
きれいに展開できますが一面ごとに分かれてしまうことによりテクスチャを反映したときに継ぎ目ができてしまうため注意が必要です。
他にもいくつか機能はありますが基本的には手作業でUV展開をするのがベターだと思います。
アドオンの紹介
UV展開したもののぐちゃぐちゃになることは多々あるのでここではそのUVをきれいにしたり自動で整列してくれるアドオンを軽く紹介します。
・TexTools(無料)
TexToolsは言わずと知れた有名なアドオンで、UV作業を楽にしてくれるアドオンです。(紹介記事を更新予定)
・UVpacker(無料)
無料でありながら高性能なアドオンです。展開したUVをギュウギュウに詰めてくれます。 (紹介記事を更新予定)
最後に
お疲れ様でした!今回はUV展開方法と考え方について解説しましたがいかがでしたか?実際に展開してそのあとのことについてはまた後日更新する記事にて書かせてもらいますので少々お待ちください!
このブログは基本毎日更新していきますので応援や質問、𠮟責など今後の更新の励みや改善につながるのでいただけると嬉しいです!!
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